感情がゴール

あなたの目標設定はどのようにおいていますか?

仕事や自身の課題解決の場面で
数値目標とか、状態の目標を立てる
ことってありませんか?

漫然と、あぁなったらいいなぁとか
こういう結果が欲しいと思った時に
いつまでにどういう結果が
得られれば良いのかを
表したものが目標値ですね。

例えば、
・3ヶ月で5キロやせる
・半年後の○月〇日にはタバコをやめている
・今日中に売り上げ○万円

などなど、ものすごく対外的に
わかりやすく伝えるための数値であり
掲げた以上は、達成しないと
周囲からも、もしかしたら
達成できない人とのレッテルを
貼られかねないですし、
何より自身で、許せないかもしれません。

プレッシャーですよね。
この追い込まれ感があるから
皆、成果を出していくのは
周知の事実かと思います。
締切効果と言うのがあります。

夏休みの宿題を最終日近くにならないと
やらなかった経験は多くのところで聞く話です。
人間って、一つの物事に関して
心理的なバッファを後に持ってくる傾向があります。

これをできるだけ前に持ってくることが
自分で設定する締め切りを早めることで、
タスクを終わらせることに繋がります。

しかし、真面目なあなたは、
この目標に潰されそうになってはいませんか?
単純に数値をこなせばよいと
いうわけではないはずなのです。

それによって得たいものが他にあるはずです。
単なる目標数値に惑わされないでください。
こうなったらいいなぁと思う目標を
達成してこんなことを感じたいと
いう気持ちを満たすための行動を
あなたはとっているものです。

個人単位でみると、あなたがどのように感じるのか。
また、コミュニケーションの目標であれば
相手がどのように感じるのか?がゴールです。

世界は、人間の感情によって動かされています。
一見ロジックが立っていて、
ごく納得する会話であっても
その根底には感情に支配された
別の思惑があるものです。

数字の裏に隠された感情を読み解いてみてください。
きっと、物事の本質にたどり着きやすくなりますよ。